演劇ニュース
DVDレビュー: 私たちが歌った日
掲載日
作成者
ダグラスメイヨ
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イメルダ・スタウントンとマイケル・ボール出演 『The Day We Sang』
もし私と同じようにクリスマス休暇中にのんびりしながらテレビをつけていたなら、今DVDとしてリリースされた『The Day We Sang』という小さな名作番組を、運よく目にした方もいるかもしれません。
英国が誇る才人ヴィクトリア・ウッドが脚本を手がけた『The Day We Sang』は、もともとマンチェスター・インターナショナル・フェスティバルのために戯曲として委嘱された作品。1929年、マンチェスターのフリー・トレード・ホールで『Nymphs and Shepherds』の児童合唱録音に参加していた幼なじみのエニドとタビーが、大人になって再び出会い、長い歳月のなかで人生がどう変わってしまったのかを描きます。
『The Day We Sang』でタビーを演じるのはマイケル・ボール、エニド役はイメルダ・スタウントン。人生の“セカンドチャンス”に向き合う二人の胸を打つ物語に、圧倒的な温かさを注ぎ込んでいます。いつも笑顔で勢いのある、過剰なくらい愛嬌たっぷりのタビーを演じるボールの好演と、控えめで苛立ちを抱え、自信を失っているエニドとの対比がスクリーンで鮮やかに響き合い、音楽を通して二人が再び結びついていく過程や関係の変化も、とても丁寧に描かれています。
さらに、ミュージカルならではの力でマンチェスターの灰色の空をぱっと晴らすような、ちょっとキャンプで幻想的なミュージカル・シーンも加わり、90分間たっぷり楽しめる、とびきり“英国らしい”素敵な物語に仕上がっています。幻想を現実にすることがテーマのようにも感じられますし、それが悪いはずがありません。
DVDには、ヴィクトリア・ウッドが案内役を務める充実の舞台裏ドキュメンタリーも収録されています。
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