演劇ニュース
フィリップ・リドリーの『ヴィンセント・リバー』が2023年6月にグリニッジ劇場で上演されます
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ダグラスメイヨ
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グリニッジ・シアターは、フィリップ・リドリーによるスリリングで胸を締めつけ、時にブラックユーモアも漂う戯曲を上演。ケリー・テイラーとブランドン・キマリヨが出演します。
フィリップ・リドリーのスリリングで胸を打ち、時にブラックユーモアも効いた作品『ヴィンセント・リヴァー』を、3週間限定で上演。グリニッジ・シアターは、2023年の劇場内製作(インハウス・プロダクション)第2弾として本作を届けます。『ヴィンセント・リヴァー』の上演は、近年のキャリル・
チャーチル、マイケル・フレイン、マイク・バートレット作品に続く、グリニッジ・シアターの“自ら創る”姿勢への確かな回帰を示すものです。
ヘイトクライム、偏見、そして物語ることがもつ救済の力――。ロンドン東部(イースト・エンド)を舞台にしたリドリーの緊迫感あふれる“猫と鼠”の心理戦で、それらが交錯します。『ヴィンセント・リヴァー』は、私たちが自分について世に発信してしまうこと、そして必死に隠そうとすることを鋭く見つめます。2000年の初演で大きな成功を収め、2007年と2018年にはウエストエンドでも
大ヒットを記録しました。数々の賞に輝く劇作家フィリップ・リドリーの戯曲は、ここ100年の現代演劇を代表する重要作の代名詞ともいえる存在です。『ヴィンセント・リヴァー』は今や、ヘイトクライムを描いた戯曲の中でも屈指の力作として評価されています。
出演は、アニータ役にケリー・テイラー(TV:『Hollyoaks』、『Where The Heart Is』、『The Bay』/舞台:グリニッジ・シアターで『Bad Nights and Odd Days』、『The Dumb Waiter』、『A Slight Ache』) 、デイヴィー役にブランドン・キマリヨ(Guildford School of Actingで学ぶ/BBCフィルム『Searching for Cowardice』)。
芸術監督ジェームズ・ハドレルは次のように語ります。「フィリップ・リドリーの声は演劇界で唯一無二です。現代劇作家としての胸を裂くようなリアリズムに、ヴィジュアル・アーティストの象徴性と詩人の抒情性を融合させている。これを舞台に戻せることが本当に嬉しいですし、稽古場の内外でフィリップ本人にも立ち会ってもらい、彼が意図した形で物語を届けられるのが楽しみでなりません」
『ヴィンセント・リヴァー』の上演期間中、グリニッジ・シアターではAKTへの寄付を募ります。AKTは、ホームレス状態に直面している/経験している、または敵対的な環境で暮らす、英国の16〜25歳のLGBTQ+の若者を支援するチャリティです。グリニッジ・シアターは、プライド月間である2023年6月に『ヴィンセント・リヴァー』を上演できることを誇りに思うとともに、LGBTQ+コミュニティのアーティストを
紹介していきます。上演期間中の毎週土曜夜には、バー/スタジオにてパフォーマンスを行います。
フィリップ・リドリー作『ヴィンセント・リヴァー』は、2023年6月23日〜7月15日までグリニッジ・シアターにて上演。※年齢の目安:16歳以上
トリガー警告:暴力的なヘイトクライムの描写、および差別的スラングの使用。
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