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演劇ニュース

レビュー:ノッチ、ヴォールトフェスティバル2020、ザ・ヴォールツロンドン ✭✭✭

掲載日

作成者

markludmon

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マーク・ラドモンがロンドンのVAULT Festivalで上演されたダナヤ・ワスの『Notch』をレビュー

Notch

クリプト(Crypt)、VAULT Festival、ロンドン

星3つ

VAULT Festival 公式サイト

アイルランドでクロアチア移民として暮らした自身の経験をもとに、ダナヤ・ワスは胸を締めつける痛み、怒り、そして苦いユーモアを織り交ぜた新作の一人芝居を創作した。ワス自身が演じるのはAA――クロアチアのポスト工業都市で希望のない日々から逃れ、ダブリンで自分の可能性を見つけようとする若い女性だ。ところが半年が過ぎても計画どおりにはいかず、彼女は身を守るため枕の下にスタンガンを忍ばせ、ホステルで暮らしている。異国の地でのよそ者として、AAは敵意を向けられ、「外の人」=“the other”として、見えないアウトサイダー、取るに足らない存在として扱われていく。

断片的な構成とむき出しの詩的言語によって、『Notch』は、ホームレス状態と排外主義の経験がAAのメンタルヘルスをいかに悪化させ、仕事を続ける力を奪い、危うい性的執着へと引き金を引いていくのかを描き出す。頬に涙を光らせながら、ワスは不穏で胸をえぐるような演技を見せ、私たちを暗い道へと導き、絶望と無力感の底へ突き落とす。

舞台上のテレビに映る壊れかけの、しばしばピントの合わない映像のように、物語はときに焦点と明晰さを失いかけるが、その後ふいに恐ろしいほど鮮明な輪郭を取り戻す。とはいえ、マデレイン・ムーアの演出、執筆カンパニーThe Thelmasのプロデュースによって、『Notch』は思いやりに満ちた作品として、移民の経験に光を当てると同時に、ホームレスとメンタルヘルスの問題にもスポットライトを向けている。

上演期間:2020年2月23日まで

写真:スティーヴ・グレッグソン

VAULT FESTIVAL 公式サイト Week 5のVAULT Festival注目ポイントはこちら。

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