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演劇ニュース

レビュー: ライアン・レーン『そこに今すぐ行くよ、分かった?』 アセンブリー・ロキシー、エジンバラ・フリンジ ✭✭✭✭✭

掲載日

作成者

ポールデイヴィス

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ポール・T・デイヴィスが、エディンバラ・フリンジ2022の一環としてAssembly Roxyで上演される『Ryan Lane Will Be There Now In A Minute』をレビュー。

『Ryan Lane Will Be There Now In A Minute』

エディンバラ・フリンジ2022の一環としてAssembly Roxyにて上演

評価:★★★★★

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フリンジでウェールズ発の作品や才能に出会えるのはいつだって嬉しいものですが、本作はまさに至福の一本! 神秘的なウェールズから幕を開け、ライアン・レーンが精霊リアノンとして観客を迎え入れると、私たちは“ウェールズのど真ん中”ことランディロエスへと連れて行かれます。そこでは、ウェールズという土地、ウェールズ人であること、そして小さな村でゲイとして育つことをめぐるスケッチが次々と展開。

レーンは観客参加と即興が抜群で、完璧にハマった観客を相手にした爆笑必至のラグビー講座、たっぷりの神秘要素、口パク(リップシンク)、そして「このショーがいかに安っぽくてチープか」を晴れやかに自虐する感じがたまりません! 小道具の“手作り感”は控えめに言っても想像以上。ホモフォビア(同性愛嫌悪)も見事に笑い飛ばします。そして、少年の“リーク(ネギ)”への愛をここまで堂々と描いた舞台は、これまで見たことがありません!

ウェールズ出身の方なら、どのギャグもたちまち故郷――「父祖の地」へ連れ戻してくれるはず。でもこの作品の素敵なところは、ウェールズ以外の人も大歓迎で、ちゃんと笑えるように作られている点です。作品が生み出した奇想天外な世界への愛情と大きなハートに満ちていて、率直に言って、今年のフリンジで私が観た中でいちばん笑ったショーでした。

上演時間:15:10 /2022年8月3日~29日

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