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演劇ニュース

レビュー: ザ・チルドレン、ロイヤル・コート・シアター ✭✭✭✭

掲載日

作成者

markludmon

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ザ・チルドレン

ロイヤル・コート・シアター

2016年12月21日

★★★★

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壮大なスケールで話題をさらった傑作『Chimerica』に続くルーシー・カークウッドの最新作は、より親密な物語でありながら、私たち全員に関わるテーマに真正面から切り込みます。『ザ・チルドレン』の舞台は、人里離れたコテージ。60代の夫婦ヘイゼルとロビンが、退職後に身を落ち着けた場所です。ところが、近くの原子力発電所がメルトダウンを起こし、そこから距離を置くためにここへ来たことが次第に明らかになります。かつて同発電所で原子力技師として働いていた二人は、元同僚ローズの来訪によって、社会に対する自分たちの責任と向き合わざるを得なくなるのです。大人になった自分たちの子どもへの責任は、世界の問題を後始末する義務より重いのか——。

大きな問いを扱いながらも、本作はエンターテインメント性を失いません。退職後のベビーブーマー世代が、老いの気配に抗い、喜びと後悔を抱えながら人生を振り返る姿が、軽やかに、しかし鋭く描かれます。常に「自分にできること」で世界を救おうとしてきた若々しいヘイゼルを演じるデボラ・フィンドレイは圧巻。ロビン役のロン・クックは、コミカルな味わいと同時に、どこか切なさを漂わせます。フランチェスカ・アニスは、世界に対して負う“借り”への痛みを内に抱えつつも、気品と落ち着きのあるローズを見事に体現。ジェームズ・マクドナルド演出のもと、『ザ・チルドレン』は、楽しませながらも、私たち一人ひとりが直面せざるを得ない「責任」のジレンマを突きつける、考えさせられる一作です。

上演は1月14日まで。

写真:ヨハン・ペルソン

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