演劇ニュース
ヴァージン、サージョンズ・ホールのスペース、エディンバラ・フリンジ ✭✭✭✭
掲載日
作成者
ポールデイヴィス
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ポール・T・デイヴィスが、エディンバラ・フリンジのサージャンズ・ホール内「the Space」で上演中の『Virgin』をレビュー。
Virgin
会場:サージャンズ・ホール内 the Space。
2018年8月18日
星4つ
サイモン・デイヴィッドが求めているのはレコード契約。そこで彼が打ち出す“唯一無二の売り”が、なんと自分が童貞だということだ。今年のフリンジでビヨンセに触発された若者は彼だけではないが、彼はレオタードに身を包み、スタンドアップを織り交ぜながら自作曲を披露する、爆笑必至の1時間を届けてくれる。題材になるのは、女性にも男性にも経験が乏しいという自分自身の話。
今でも正直うらやましいほどの自信の持ち主で、気が利いていて好感度も高い。客席との即興も見事で、歌唱力もこの先かなり伸びていきそうだ。クリス・ラーナーとの共作で、セルフディスりの塩梅ときらめきがちょうどよく、楽曲も素晴らしい。とりわけ、アコーディオンの弾き語りで聴かせるバラードが圧巻。サイモンはサックスやキーボードもこなす。とはいえこれは完全なワンマンではなく、背後には最高に頼もしいバンドが控えている。
アイデア次第ではかなり寒い内容になりかねないところだが、本作は小悪魔っぽさと可愛げのバランスが絶妙で、とにかく楽しい。満員の客席で上演されるべき一本だ!
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