演劇ニュース
ダニー・ボイルが豪華キャストによるドラマチックなチャリティーイベントを開催
掲載日
2015年9月14日
作成者
ダグラスメイヨ
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南アフリカの農村地帯でも貧しく人里離れた地域で育つ15人の子どもたち――その声が、アカデミー賞受賞監督ダニー・ボイルの心を動かしました。彼らの物語をロンドンで舞台化する、強烈な社会的メッセージを放つ特別公演が実現。出演はジェームズ・マカヴォイ、アカデミー賞ノミネートのキウェテル・イジョフォー、キット・ハリントン、ジョシュ・ハートネット、クリストファー・エクルストン、ザウィ・アシュトン、ググ・ムバサ=ローら、豪華キャストが名を連ねます。
『The Children’s Monologues(チルドレン・モノローグズ)』は、南アフリカ・フリーステイト州の小さな農村タウンシップ、ランムロツィで育つ幼い子どもたちの証言をドラマ化したもの。「決して忘れられない一日」について書くよう促された子どもたちが、自身の体験を自分の言葉で語ります。語りは彼らの母語であるソト語(セソト語)。無邪気な喜びや驚きに満ちた瞬間を切り取るモノローグもある一方で、多くは痛切な現実を突きつけます。不十分な医療のために親が亡くなるのを見届けること、母親が集団暴行を受けた末に焼き殺されたと知ること、かつて嫌悪していた排外主義に自らが飲み込まれていくこと――そんな極限の状況が語られます。
それらは合わさって、過酷な現実と向き合う子どもたちの人生を、深く親密に、そして一切の妥協なく映し出す洞察となっています。
子どもたちが語りの意味を必死に掴もうとするなか、作品は胸に刺さる問いを投げかけます。大切な人を殺されたあと、人はどうやって意味を見いだせるのか。生きる価値のない命などあるのか。精神疾患と霊的な体験の違いとは何か。
ボイルが支援するアーツ・チャリティ「Dramatic Need」の活動のために上演されるこの感動的なモノローグ連作は、同チャリティの支援を受けた子どもたちの一次証言をもとに、錚々たる劇作家たちが舞台用に翻案しました。サー・デヴィッド・ヘア、ニール・ラビュート、ジェームズ・グレアム、ローラ・ウェイド、ジャック・ソーン、ロイ・ウィリアムズOBE、タニカ・グプタMBEらが名を連ねます。
『The Children’s Monologues』は10月25日(日)、ロイヤル・コート・シアターで上演。2015年屈指の強烈な舞台体験のひとつになると見られており、ボイルはライブ・シアターにヒップホップ、ジェームズ・ローズによるクラシック・ピアノ、さらにドキュメンタリー映像を融合。観客をランムロツィへと連れ出す、没入型の“一夜限り”の上演を作り上げます。
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