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演劇ニュース

レビュー: ウィルトンズ・ミュージック・ホールでの『ザ・テリブル・インファンツ』 ✭✭✭✭✭

掲載日

作成者

markludmon

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ザ・テリブル・インファンツ

ウィルトンズ・ミュージック・ホール

星5つ

チケットを予約 大げさな作り話を語り続けて10年――『ザ・テリブル・インファンツ』は少しも輝きを失っていません。創意あふれる劇団レ・アンファン・テリブルの名を世に知らしめたこの作品は、オーストラリアからノルウェー、ポーランドまで世界を巡ってきましたが、今回はウィルトンズ・ミュージック・ホールというこの上ない舞台で、再び上演されます。

素晴らしい小道具で埋め尽くされた舞台の上で、5人のキャストが語るのは、はみ出し者の子どもたちのねじれた物語。ヒレア・ベロックの『子どものための教訓話』を思わせるテイストに、ティム・バートンのダークなヴィジョンや、不気味で妖しい音楽トリオ、タイガー・リリーズの世界観、そしてその間にあるさまざまな残酷なおとぎ話が溶け合います。大ウソつきのティリー、底なしの食いしん坊タンブ、自意識過剰なおしゃべり屋ベア、そして陸に閉じ込められた暮らしを抜け出して海で生きたいと願う少年フィンバー——次々と登場するキャラクターたちに出会います。笑いの中にほろりとした哀しみが差し込み、とりわけ「シングアミーボーイ」の痛切な物語は胸に迫ります。

脚本は、レ・アンファン・テリブル共同創設者のオリヴァー・ランズリー。言葉への愉快な愛情が躍動し、巧みな頭韻や言葉遊びがぎゅっと詰まっています。オリジナル・メンバーで残っているのはランズリーのみですが、レベッカ・ベインブリッジ、リチャード・ブース、セレナ・マンテギ、クリストー・スクワイアという実力派の面々が参加(さらに、物語のひとつでは録音ナレーションとしてデイム・ジュディ・デンチがひとさじ登場します)。エネルギーと魅力に満ちた彼らが見せてくれるのは、人形劇と生演奏。トマス・ギズビーとニール・タウンゼントによる躍動感あるキャッチーなスコアを、さまざまな楽器で生き生きと奏でます。ランズリーがジェームズ・シーガーとともに演出を手がけるこの魅惑のスペクタクルは、大人にも子どもにも嬉しい“おかえりなさい”の再演です。

2017年10月28日まで上演

ウィルトンズ・ミュージック・ホールで『ザ・テリブル・インファンツ』のチケットを予約

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