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演劇ニュース

オムニバス・シアター・クラパム、夏のシーズンに新作を推進

掲載日

作成者

markludmon

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ロンドン・クラパムのオムニバス・シアターは、この夏のシーズンで新作戯曲を積極的に後押し。全5作品の上演に加え、クィアネスを祝福するフェスティバルもラインアップされています。

幕開けは、ピーター・ギルが1976年に発表した戯曲『Small Change』のリバイバル。2018年にオムニバス・シアターで『Blood Wedding』を手がけたジョージ・リッチモンド=スコットが演出を務めます。上演期間は4月21日から5月9日まで。2人の少年の友情と、それぞれの母親との関係を描きます。

続いて、芸術監督マリー・マッカーシーのもと編成されたプログラムは、多彩な新作戯曲を力強く紹介します。5月19日から21日には、劇作家・即興パフォーマー・俳優のヴェラ・チョクによる『Angry Yellow Woman』(写真)が上演。チョクは高い評価を得た書籍『The Good Immigrant』の共著者としても知られます。新作となる本作は自伝的な一人芝居で、「自分は“レイシスト”なのか」それとも「世界が白黒つけすぎているのか」を探っていきます。

次は俳優リック・レントンのデビュー作『Nothing In a Butterfly』。音楽を織り込んだ作品で、6月23日から28日まで上演されます。クリス・ホワイトが演出し、Synergy Theatre Projectの支援を受ける本作は、「タインサイドで飛び交う拳から、ドバイでの苛烈なセールスへ。象の乗馬を経て、“完璧なポケットチーフ”というつかみどころのない探求へ至る、五感に訴える旅」と紹介されています。

アダム・フォスターの新作『Wood』は、昨年のVault Festivalで話題を呼んだ作品。グレース・ダガンの演出でフルプロダクションとして発展し、6月30日から7月18日まで上演されます。鋭く、ウィットに富み、観察眼のある筆致で、ポルノと家父長制を掘り下げる戯曲です。『Wood』のレビューはこちら。

オムニバス・シアターでは、連載ポッドキャスト・ドラマ『Dem Times』のライブ・エピソードも上演。ジェイコブ・ロバーツ=メンサーとリース・リード=ジョンソンが創作・脚本を手がける本作は、イギリス生まれのトラブルメーカー、サミュエル・アジェイが、ガーナへ戻る飛行機に乗せられたことをきっかけに「再教育」されていく様子を追うコメディドラマです。このエピソードは7月10日にライブ上演されます。

6月9日から27日には、オムニバス・シアターのクィアネス祝祭「96 Festival」が再び開催。昨年2月の開催に続き、今回は新たに定番の時期としてカレンダーに位置づけられます。3週間にわたり、Cocoa Butter ClubのMisSa Blue、Katie Bonna、Monica Gagaらが出演するパフォーマンス、キャバレー、ドラァグ、演劇を届けます。Beth Watson、LGBTQArtsのAmie Taylor、The Family Jewelsによる“テイクオーバー”企画も軸となる予定です。フェスティバル名は、1996年にクラパム・コモンでプライドのパーティーが開催されたことを記念しています。

7月には、エディンバラ・フリンジ2020に向けたプレビュー公演も開催。さらに8月には、「Out of the Wings Festival」が1週間にわたり復活し、スペイン語圏・ポルトガル語圏の戯曲のリーディング上演が行われます。

新シーズンのチケットは現在発売中です。

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