演劇ニュース
英国の劇場界、マギー・スミス女優(1934-2024)の死を悼む
掲載日
2024年9月27日
作成者
スーザン・ノヴァック
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7つの दशकにわたり第一線で活躍した伝説的俳優、マギー・スミス(デイム)は、2024年9月27日、ロンドンの病院で安らかに逝去しました。享年89。
スミスの輝かしいキャリアは、17歳という若さで舞台から始まりました。オックスフォード・プレイハウスで『十二夜』のヴァイオラ役としてデビューすると、英国のみならずアメリカの舞台でも大きな成功を収めます。ナショナル・シアターは彼女にとって重要な拠点となり、ローレンス・オリヴィエをはじめとする伝説的俳優たちと肩を並べ、シェイクスピア作品に挑みました。
その才能は古典にとどまらず、現代劇でも観客を魅了。カナダのストラトフォード・フェスティバルでも成功を収めたのち、1970年代後半に凱旋帰国しました。以降、ウエストエンドは彼女の“ホーム”となり、『世間のならい(The Way of the World)』や『レティスとラヴェッジ(Lettice and Lovage)』などの名作で観客を沸かせます。後者では1990年にトニー賞を受賞しました。
年齢をものともせず、21世紀に入っても舞台で精力的に活躍。近年ではブリッジ・シアターでの『A German Life』での演技が評価され、イブニング・スタンダード・シアター・アワードも受賞しています。
舞台での存在感は言うまでもありませんが、スクリーンでのキャリアも同様に卓越していました。映画『ハリー・ポッター』シリーズや『ダウントン・アビー』での役柄は広く愛され、彼女を“国民的宝”たらしめました。その比類ない才能は、アカデミー賞2回受賞という形でも認められています。『ミス・ジーン・ブロディの青春』(1969年)と『カリフォルニア・スイート』(1978年)での受賞です。
英国の演劇界は来週、デイム・マギー・スミスに敬意を表します。彼女の舞台への多大な貢献を称え、10月1日(火)午後7時、ウエストエンド各劇場で2分間の減灯が行われる予定です。
マギー・スミス(デイム)は、才能、機知、そして仕事への比類なき献身という遺産を残しました。世界中の演劇ファンに深く惜しまれることでしょう。
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