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『テル・ミー・オン・ア・サンデー』の新バージョン、ゲイ男性の物語に変更
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markludmon
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作詞家のドン・ブラックが、アンドリュー・ロイド=ウェバーと共作したミュージカル『テル・ミー・オン・ア・サンデー』を、主役をゲイ男性に置き換えたジェンダー・スイッチ版として制作中であることが明らかになった。
BBC News onlineのインタビューでブラックは、1979年の一人芝居として発表され、ニューヨークで波乱に満ちた恋愛を経験する若い英国人女性の物語を描いた本作の翻案作業をすでに開始していると語った。さらに、リハーサル・スタジオでアイデアをワークショップ形式で試しており、テネシー・ウィリアムズ作『Summer and Smoke(夏と煙)』のロンドンでの受賞歴ある再演などで知られる演出家レベッカ・フレックナルも参加したという。
BBCのインタビューによると、新バージョンは基本的な時代設定はそのままに、中心人物を男性でゲイに変更する。「すぐに、この変更によって物語の新たな響きや広がりが生まれると分かった」とブラックは述べた。「形にできたら本当にうれしいね。」
これは、スティーヴン・ソンドハイムの1970年ミュージカル『Company(カンパニー)』で成功を収めたジェンダー・スイッチ版に続く動きとなりそうだ。同作では主人公ボビーを女性に変更し、同性カップルも描かれた。
『テル・ミー・オン・ア・サンデー』には「Take That Look Off Your Face」「Unexpected Song」、そしてタイトル曲「Tell Me on a Sunday」などのヒット・ナンバーが登場する。一人芝居としては、マーティ・ウェブ、バーナデット・ピーターズ、ルル、サラ・ブライトマン、リズ・ロバートソン、ジェマ・クレイヴン、デニス・ヴァン・アウテン、クレア・スウィーニーら、数多くの名だたる女性パフォーマーが演じてきた。
また今回のBBCインタビューでは、7月23日発売のブラックの回想録『The Sanest Guy in the Room: A Life in Lyrics』の刊行に合わせて、グレアム・グリーンの小説を原作とする名作映画『第三の男』のミュージカル化も進展していることが明かされた。
ブラックはさらに、2006年にナショナル・シアターが若者向け新作戯曲シリーズ「Shell Connections」の一環として委嘱した、ニッキー・シンガーの受賞作児童書と同名の舞台『Feather Boy』についても改稿を進めていると語った。
ブラックの歌詞とデビー・ワイズマンの音楽に加え、舞台版『Feather Boy』の脚本はニッキー・シンガーとピーター・タバーンが担当。二人は、トーマス・ブロディ=サングスター主演の2004年TV版でも制作に携わっている。
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