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『スルー・ザ・ミルズ』がサザーク・プレイハウスへ移転
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編集部
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2015年にロンドン・シアター・ワークショップで高い評価を受けて初演された『Through The Mill』が、この7月サザーク・プレイハウスへ移ります。
物語の主な舞台は1963年、『ザ・ジュディ・ガーランド・ショー』の撮影現場。舞台裏で起きていた制作上の苦難を描きつつ、1930年代にMGMでスターへの階段を駆け上がっていく若きジュディ・ガーランドの姿、そして1950年代初頭にパレス・シアターで大成功を収めた凱旋の完売公演が交錯していきます。
なぜジュディ・ガーランドが、そして今もなおショービジネス史に名を刻む大レジェンドであり続けるのか――『Through The Mill』は「虹の彼方」を越えて、偉大さを宿命づけられたひとりの女性の人生に迫ります。黄色いレンガ道を歩み始めたあの頃と変わらず、今日もなお多くの人に愛される存在として。映画と音楽に残されたガーランドの膨大な名作群に初めて触れる方にも、筋金入りのジュディ・ファンにも届けたい、誠実で、楽しく、胸を打つレジェンドの肖像です。勇気と決意、まっすぐさとユーモアにあふれながら、忘れがたいほどの悲劇性も併せ持った彼女の姿が、鮮やかに浮かび上がります。
『The Trolley Song』『The Man That Got Away』『Over the Rainbow』など、ジュディ・ガーランドの名曲の数々を網羅。俳優=ミュージシャン16名によるカンパニーが舞台を支え、キャストは“レジェンド本人”を演じ分ける3人の女優が中心となります。初演キャストの3名がサザーク・プレイハウス公演でも同役で再登板。ヘレン・シールズ(『ダウントン・アビー』)がCBS期のジュディ、オーストラリア出身のベリンダ・ウォラストンがパレス期のジュディ、そして新鋭ルーシー・ペンローズが若きジュディを演じます。
作・演出は、ロンドン・シアター・ワークショップ芸術監督のレイ・ラックハム。『Apartment 40C』(St James Studio、2015)で高い評価を得てブロードウェイワールド・アワードにノミネートされた脚本家/作詞家でもあり、『Ordinary Days』(2014)では演出も担当しています。ほかにも、ハーヴェイ・ファイアスタイン&ジョン・ブッキーノ作『A Catered Affair』のUK初演、スティーヴン・ソンドハイム作品『Follies』『Company』の40周年記念プロダクション(Pleasance)、2012年のPleasanceでの『Assassins』再演、そしてブロードウェイの名ソプラノ、バーバラ・クックのロンドン復帰作『Happily Ever After』(Fortune)など、実績は多彩。さらに、ソンドハイム作品を集めたレヴュー『Just Another Love Story』を企画・構成し、UKツアーも行っています。
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