演劇ニュース
モリエールの戯曲がフランス語と英語で上演されます
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markludmon
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モリエールの古典喜劇『人間嫌い(The Misanthrope)』を、英語版とフランス語版で上演するプロダクションが、ロンドンのドレイトン・アームズ・シアターにやってきます。
英仏共同プロジェクトとして、ケンジントンの同劇場で6月13日から7月8日まで上演。公演のおよそ半数がフランス語、残りが英語で行われます。
製作は、2006年にロンドンで設立された国際カンパニー、エクスチェンジ・シアター。フランス語圏の知られざる作品や上演機会の少ない戯曲を英訳し、上演することを目的に活動しています。
本作は、同カンパニーとドレイトン・アームズ・シアターが主催する年次企画「バスティーユ・フェスティバル」の一環として上演されます。フランス演劇を祝うこのフェスティバルは、今年は6月13日から7月16日まで開催されます。
『人間嫌い』の演出を手がけるのはデイヴィッド・ファーロング。ファニー・デュランとともにエクスチェンジ・シアターを率いています。昨年、同劇場で上演したモリエール『ル・メドサン・マルグレ・リュイ(Le Médecin Malgré Lui)/The Doctor In Spite of Himself』の演出で、Off West End Awards(オフ・ウエストエンド・アワード)の最優秀演出賞にノミネートされました。
デイヴィッドは次のように語っています。「昨年、同業者やメディア、そして観客のみなさんから評価をいただき、さらに“ブレグジット後の英国”という状況のなかで私たちが投げかけてきた対話を受けて、私たちは“アウトサイダー”としての居場所を見つけたのだと思います。 「希少なフランス語圏戯曲の翻訳に取り組み始めてから10年。2つの言語で大胆な“ダブル・プロダクション”を実現し、移民や多言語の演劇人のための年次フェスティバルを開催できることを、心から誇りに思っています。 「そして当然のこととして、私たちならではの“多様性の言語”と、カンパニーを形作ってきたさまざまな創作プロセスを、これからも探求し続けます。昨年の成功に続き、いまの時代に向けた演劇をつくるための、もう一つの情熱的な挑戦に取り組めることが楽しみです。」
「オルタナティブ・ファクト」や「フェイクニュース」が飛び交う時代にあって、『人間嫌い』は現代社会に思いがけない共鳴を見せます。世界でもっとも誠実な男アルセストに欠けているのは、ただ一つ——他人のふるまいを許す寛容さ。エクスチェンジ・シアターは、偽善や利権、裏切りに抗して真実を求める彼の姿が、17世紀の戯曲を2017年のロンドンで新たに立ち上げる必然性を示していると考えています。
英語上演は6月13日〜17日、26日〜29日、7月7日・8日。フランス語上演は6月20日〜24日、6月30日、7月1日、4日〜6日です。上演時間は90分。
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